動名詞~ingを名詞のように使う方法~

今日のレッスンは「動名詞」をやるよ。

動詞にingをつけて「~すること」を表すのが動名詞

動名詞は「動詞の原形にing」をつけて「~すること」を表すんだ。

使い方は「主語:~は」「目的語:「~を/に」「補語:be動詞の後ろで主語の説明」の3個所で使える。

例文で確認

I like playing the violin.
(私はバイオリンを引くのが好きです)

My hobby is collecting stamps.
(私の趣味は切手集めです)

Climbing moutains is fun for me.
(山へ登ることは私には楽しい)

ingの作り方を一応確認しておこう

  1. eを取ってing
     (例)take → taking
  2. 短母音+子音字は子音字を重ねてing
     (例)stop → stopping
  3. ieはyにしてing
     (例)lie → lying
  4. その他はそのままing
     (例)do → doing

ingの作り方でよく出るのは1なんだけど、難しいのが2だね。気をつけて欲しいのが「短母音」というのは「音」なので文字ではないよ。確かに綴ではa,i,u,e,oで綴ることも多いけどね。「子音字」というのは「文字」だからね。

3つ目は大体lie(横になる)しか出てこないのでこれだけ覚えておけば入試ではOKです。ちなみにieとyの変換パターンは動詞のed形をつくるときにも使えるのでぜひ覚えておこう。一般的にはyをiに変えてedと習うけど、案外こちらのルールのほうが便利よ。(例)study→studied

「~すること」の2形式

さて、「~すること」というと実は不定詞(toV)という形でも表せることは知っていますね。

中学校では目的語(特定の一般動詞の後ろ)を除いては基本イコールで書き換えができちゃうと習う。

例えば、

私は漫画を読むことが好きです。だったら

I like reading comics.
I like to read comics.

はどちらも正しいことになる。まぁこちらでも問題は無いんだけど、こんな表現だとちょっとよろしくないなってことになる。

My dream is to be a scientist. ◎
My dream is being a scientist. △
(私の夢は科学者になることです)

My hobby is collecting stamps. ◎
My hobby is to collect stamps. △
(私の趣味は切手を集めることです)

この違い分かるかな?日本語レベルでは同じ「~すること」だけど動名詞と不定詞はちょっと伝わり方が違うんだね。

動名詞(Ving)
1)過去「すでに~したこと」/経験「もうやってること」
2)繰り返し「いつもしていること」「何度もやっていること」
3)後ろ向き

不定詞(toV)
1)未来「これから~すること」/未遂「まだやってないこと」
2)単発「その場で1回やること」
3)前向き

この3つを意識しておくといい。よく、中学生でも塾なんかだったら「未来的」「過去的」という話は聞いたこと有ると思うけど、大体この3つのどれかに当てはまることが多いのでそれを意識しておくと使い勝手がよい。

上の例文でなぜ◎と△が生まれるかはこのイメージで説明がつくね。

My dreamは「夢」なんだから、「前向き」な話であり、夢は「まだやってない」これからの話なんだから当然不定詞が好ましい。

My hobbyは「趣味」なんだから、「すでにやっていて」、なんども「繰り返される」からこそ趣味って言うわけだよね。読書が好きな人は何回も本を読んでいるんだから。

こんな感じのイメージをしっかりと掴んでおくと動名詞か不定詞かという問題では迷いが少なくなるので良いと思うよ。

不定詞か動名詞かが決まっている動詞(よく出る)

さて、上のイメージをしっかりと掴めば次のようなルールが生まれてもそれほど怖くない。中学校2年の時に「動名詞」だけを取る動詞、「不定詞」だけを取る動詞っていうのを覚えさせられたでしょ。その確認をしてみよう。

不定詞だけを取る動詞

want to / hope to / wish to / would like to :~したい(願望系)
decide to :~する決心をする
promise to :~する約束をする

したい系は「まだやってない」、「これからやること」、前向きで説明がつくよね。

決心するは「まだやってないからこそ、これからやる」、「その場でやろうと1度だけ思う」、前向きで同じく説明がつく。

約束するは「これからやること」」、「その場でやろうと1度だけ思う」で説明がつくね。

イメージはすごく大切だよ。

動名詞だけを取る動詞

finish / enjoy / stop / give up / mind(気にする/嫌だ) / practice

高校入試に出てくるレベルは上の6つ位覚えておけばいいんだけど、高校に入るとmegafeps(メガフェップス)という覚え方をさせられたりするよ。これはmind / enjoy / give up / avoid(さける)/ finish / escape(免れる)/ practice(練習する)[またはput off / postpone:延期する] / stopの頭文字をとったもの。余力があったら覚えておくとよいけど、大体出るのは上の6つ

finishするのは「すでにやっているもの」でなければ、終えられない。enjoyするのは「何度も繰り返しているからこそ楽しめる」。stopは「すでにやっているからやめる」だし、give upは「何度も繰り返してやっていたけど、もう無理!」ってなってやめること。mindは「気にする・嫌だ」という意味なんだけど、こう思っているってことは心のなかで何度もそれを想像してやりたくないな・・・って後ろ向きな気持ちになっているでしょう。practiceの練習するなんかは「何度もやっている」で説明がつく

ちょっと文字でだーっと説明しちゃったけど、真髄はそういうところです。

どちらも取るけど意味が異なる動詞

remember / forget / try の3つはどちらも取れるけど、意味が異なります。

例文で確認
  1. Don’t forget ( to turn off / turning off ) the light when you go out.
    (外出するときはライトを消すの忘れないでね)
  2. I remember ( to rock / rocking ) the door last night.
    (昨夜鍵をかけたのを覚えている)

さて、上の2つのまずは正解ですが、to turn off / rockingになります。

  1. remember(don’t forget) to V :(これから)~するのを覚えている/忘れない
  2. remember(don’t forget) Ving :(すでに/実際に)~したのを覚えている/忘れない

まずはこういうことなんですね。

「ライトを消すのを忘れないでね。」ってことはこの言われた人はまだ「電気を消してない(未遂)」のでこれからやることです。だから不定詞が正解。

「鍵をかけたのを覚えている」ということは「実際にやったこと(経験)」になるので、動名詞が正解とおぼえておけばいいでしょう。

ちなみに、Don’t forget / Rememberのように命令文から始まる場合はto不定詞を選べばいいのです。だって、命令っていうのは「目の前のあなたに、まだやってないから《やれ》」と命令する文なんですから。絶対に未来的な内容になります。

次にtryの例文も見ておきましょう。

  1. I tried to eat Sushi. (私は寿司を食べようとした)
  2. I tried eating Sushi. (私は試しに寿司を食べてみた)

こちらの文では次の表現を確認しておきましょう。

  1. try to V :~しようとする(未遂:まだやってない)
  2. try Ving :試しに~してみる(経験:実際にやってみた)

未遂/経験という観点から意識しておくとわかりやすくなるでしょう。

以上イメージがすごく大切な「~すること」の2形式。ぜひ丸暗記じゃなくて、この意識をしながら、教科書のtoやVingを見てみるとイメージが広がり完璧な感触を手に入れられるよ。

分詞の形容詞的用法~後置修飾~

今日のレッスンは「分詞の形容詞的用法の後置修飾」です。

前回のやったのは分詞が前から名詞にかかっていく用法だったけど、今回は後ろからかかっていきます。実際に出題される問題はあっという的にこちらがおおいんで気をつけてくださいね。

形容詞は1語で修飾なら前置修飾、2語以上のカタマリになると後置修飾になる

まず、形容詞の大原則っていうのを知っておこう。

形容詞は1語で名詞にかかるときは、前から修飾し、説明に2語以上必要なら名詞の後ろから修飾をしなくてはいけないというルールがある。

例文で確認

  1. 青い空 a blue sky
  2. 走っている男の人 a running man
  3. 壊された窓 a broken window
  4. 丘の上の家   a house on the hill
  5. 訪れるべき場所 a place to visit

1~3は1語で名詞を修飾するので前から掛かる(前置修飾)

4と5は2語以上で名詞を修飾するので後ろから掛かる(後置修飾)

日本語と英語をよく見比べてほしい。

日本語は短かろうが、長かろうがすべて前置修飾なんだけど、英語の場合は1語か2語以上かで語順が変わる。

ここはすごく大切なポイントです。

分詞の形容詞的用法 後置修飾編

さて、上記のルールがあることを前提にして次の例文を見てみよう。

現在分詞編

[1]Look at the boy.   [2]He is running over there.

「男の子を見て」という1文目に対して、2文目は「彼は向こうで走っている」という進行形の文がある。しかし2文目は1文目の「男の子」の具体的な説明をしている文になっているね。

このように進行形の文が1文目の名詞を詳しく説明するときは主語とbe動詞を省略して名詞にかけてあげればいい。

[1]Look at the boy.    [2]He is running over there.

今回の文はrunning over thereと3語のカタマリがboyに掛かるわけだから名詞の後ろに置いて上げれば良い。

Look at the boy running over there.
(向こうで走っている男の子を見て)

過去分詞編

[1]The car is expensive.   [2]It was made in Japan.

「車は値段が高い」という1文目に対して、2文目は「それは日本で作られてた」という受動態の文になっている。先ほどの例と同じように2文目は1文目の「車」を詳しく説明している文だ。

同じように主語とbe動詞を省略して名詞にかけてあげれば良い。

[1]The car is expensive.   [2]It was made in Japan.

今回の文はmade in Japanと3語のカタマリがcarに掛かるので、名詞の後ろにおいてあげれば良いね。

The car made in Japan is expensive.
(日本で作られたその車は値段が高い)

日本語から2つの文を作ろう

さて、2つの文から分詞の形容詞的用法の文をつくるのはそれほど難しくはないね。2文連結法で進行形や受動態のある文の主語とbe動詞を消して名詞にかけてあげればイイだけだった。

問題は日本語をたよりに、英語を復元できるが実は難しいところ。ここは英語が難しいというよりは、日本語がニガテな人ということになる。

英作文のやり方

では、実際に英作文のやり方を見てみよう。

  1. 加藤先生はうちの母親と話をしている男性です。
  2. その国で話されている言語は英語です。

構造を解きほぐす作業
  1. ~は…だ。/~は…をーする。(文骨格を作る)
     ※残った部分が名詞に掛かる修飾部分
  2. 修飾部+名詞となっている日本語を「名詞が+修飾部」になおしてみる
  3. 2文連結
実際にやってみよう

例)加藤先生はうちの母親と話をしている男性です。

[1] 加藤先生は….男性です。  Mr. Kato is a man.
     うちの母親と話をしている が修飾部

[2] うちの母親と話をしている男性
  男性はうちの母親と話をしている The man is talking with my mother.

[3] Mr. Kato is a man.    The man is talking with my mother.を2文連結

 →Mr. Kato is a man talking with my mother.で完成

例)その国で話されている言語は英語です。

[1] 言語は英語です。  The language is English.
     その国で話されている が修飾部

[2] その国で話されている言語
  言語はその国で話されている The language is spoken in the country.

[3] The language is English.    The language is spoken in the country.を2文連結

 →The language spoken in this country is English.で完成

後置修飾でよく出るフレーズ

さて、最後に後置修飾でよく出るフレーズをまとめておこう。次の表現はどんなテキストにもよく出てくる表現なので覚えておくと即戦力になる。実際に分詞の問題では過去分詞を使った問題のほうがよく出てくるので下のフレーズは知っておくと並べ替え問題などは瞬殺で終えられるよ。

  1. the man talking to A :Aに話しかけている男性
  2. the language spoken in A :Aで話されている言語
  3. the car made in A :Aで作られた(A製の)車
  4. the letter written in A :Aで書かれた手紙
  5. the mountain coverted with snow :雪で覆われた山

分詞の形容詞的用法~前置修飾~

今日のレッスンは「分詞の形容詞的用法の前置修飾編」だよ

言葉を聞くとすごく難しそうなんだけど、分詞ってところからまずは見てみよう。

分詞とは?

分詞っていうのは動詞の変化形の一種で「現在分詞」と「過去分詞」というのに分かれるんだ。

意味は現在分詞が「~している」、過去分詞が「~される/してしまった」という意味を出すんだね。

これは中1で習う現在進行形(be+Ving)と中2の最後または中3の最初に学習する受動態(be+Vpp)/現在完了(have+Vpp)というのにでてきているんだ。be動詞やhaveの後ろにでてるのがそれぞれ現在分詞(Ving)であり、過去分詞(Vpp)になります。

復習

He is dancing now.(彼は今踊っています)

The window was broken by Ken.(その窓はケンに壊されました)

I’ve just done my homework.(私はちょうど宿題を終わらせたところだ)

このようにbe動詞といっしょに使う現在分詞のことを「進行形」と呼び、be動詞と一緒に使う過去分詞のことを「受動態(受け身の文)」と呼び、haveといっしょに使う過去分詞は「現在完了」と読んで動詞の一部として使うんだね。

分詞の形容詞的用法(前置修飾)

さて、上で出てきた現在分詞や過去分詞をbe動詞と一緒に使わずに単独で名詞にかけてみようというのが今日のテーマです。

例えば、

Look at the boy.   He is tall. という2文がある。

2文目のHe is tallはboyを詳しく説明している文だね。この文の主語とbe動詞を消すとtallが1語だけ残るね。

Look at the boy.  He is tall.

そのtallは形容詞で、boyを説明するのだから名詞の前に置けばよいね。

Look at the tall boy.(その背の高い男の子を見て)

ここまではたぶん普通に分かるだろう。

実は現在分詞(Ving)や過去分詞(Vpp)も上のtallという形容詞と同じように使うことが出来るだよ。

現在分詞の場合

Look at the boy.  He is smiling.

2文目のHe is smiling.は現在進行形の文だけど、言ってしまえばboyの詳しい説明をしている文だ。

先ほどと同じように主語とbe動詞を消してみるとsmiling(微笑んでいる)が1語だけ残る。

Look at the boy.     He is smiling.

先ほどのtall(形容詞)と同じようにsmilingを考えればboyの前に置くことが出来るね。

Look at the smiling boy.(その微笑んでいる男の子を見て)

過去分詞の場合

Look at the window.     It was broken.

2文目のIt was broken.は受動態の文で、1文目のwindowを詳しく説明している文だね。

同じように主語とbe動詞を消してみるとbroken(壊された)が1語だけ残る。

Look at the window.    It was broken.

先ほどのtall(形容詞)と同じようにbrokenを考えればwindowの前に置くことが出来るね。

Look at the broken window.(その壊された窓を見て)

分詞の形容詞的用法 前置修飾のまとめ

以上の様に進行形のVing(~している)と受動態のVpp(~された)が1語の場合名詞の前に置くルールのことを「前置修飾(ぜんちしゅうしょく)」と呼ぶ。

a(the)+Ving+名詞 :~している名詞

a(the)+Vpp+名詞 :~される/~された名詞

例文で確認

Look at the sleeping baby.
(寝ている赤ちゃんを見て)

This is a cooked fish.
(これは料理された魚です)

VingかVppかは名詞を中心に考えよう。

名詞が「自ら~する/している」という意味ならVingにする。

名詞が「人に~される/された」という意味ならVppにしよう。

時に日本語が騙しになっているケースがあるからね。

この壊れているラジオはあなたのですか。
Is this ( breaking / broken ) radio yours?

日本語で「壊れている」となっているから「~している」でbreakingってやったらダメだよ。ラジオは人に壊されるもので、自ら壊れるものではないよね。だから正解はbrokenとしなくてはいけない気をつけておこう。

これは覚えておこう分詞の形容詞的用法のよく出るフレーズ

さて、実は前置修飾はあまり頻繁には出てこない。なので次のフレーズを覚えておくと得点源になるよ。

  • the sleeping baby (寝ている赤ちゃん)
  • a used car (中古車:使われた車)
  • the rising sun (日の出:昇っている太陽)
  • boiled eggs (ゆでたまご:茹でられた卵)
  • invited guests (招待客:招待された客)
  • fallen leaves  (落ち葉:落ちてしまった葉っぱ)
  • falling leaves (ひらひらと舞っている葉っぱ)

上から4つはぜひ覚えておきたい。下3つのうち2つ[invited guests / fallen leaves]は覚えておくとかなり差が開くよ。

fallen leavesとfalling leavesの違いはfallenと過去分詞を使う場合は「落ちてしまった」という完了を表す。落ち葉は地面に「落ちきった葉っぱ」ということだよね。それに対してfalling leavesは「いまひらひらと舞っている(=進行状態)の葉っぱ」ということだね。

too…to構文とenough to構文の書き換え

今日はちょっとだけ難しい。

「too…to構文とenough to構文の書き換え」について勉強するよ。

どちらの文もso…that構文という文で書き換えができるんだ。

so…that構文とは?

形:S1+V1+so…that+S2+V2~

意味:とても…なので~

例文で確認

He is so tired that he can’t walk anymore.
(彼はとても疲れているのでこれ以上歩けません)

You are so kind that you helps me.
(あなたはとても親切なので私を手伝います)

どちらの文もso…thatを用いて書いてあるんだけど、訳をよく見るとtoo…to構文やenough to構文の訳に似てるよね。

実はこの2つはどちらもso…thatで書き換えが出来るんだ。

too…to構文はso…that S can’t V~

too…to構文は「できない」という風に否定の意味になるからso…that S can’tと否定のcan’tが出てくることがポイントです。

文全体が過去の場合はcouldn’tとする場合もあります。

例文で確認

I was too tired to walk.
I was so tired that I couldn’t walk.
(私はあまりに疲れて歩けなかった=私はとてもつかれていて歩けなかった)

This book is too difficult for me to read.
This book is so difficult that I can’t read it.
(この本はあまりに難しくて、私は読めません=この本はとても難しいので私はそれを読めません)

2つ目の文章でthatの後ろにitがあるのに注意しましょう。so…that構文のthatは接続詞というもので後ろに完全な文「何が読めないのか」まで書かないといけないのです。このitは文の主語であるthis bookを指しています。複数ならthemになることもあるので注意してください。

私立では正誤問題でよくこのポイントが出題されます。

enough to構文はso…that S can V~またはso…that S+V~

enough toの書き換えはso…thatの後ろが肯定文になっています。canはあっても無くてもいいです。出来るの意味を明確にしたければ入れますし、そうでなければそのまま主語+動詞を続けてください。

注意点も上記と同じです。過去の場合はcouldになるケースがあることと、文末にit / themを入れるケースがあるということです。

例文で確認

He is rich enough to buy that car.
He is so rich that he can buy that car.
(彼はその車が買えるほど金持ちだ=彼はとても金持ちなので、その車が買えます)

This cameras are easy enough for children to use.
This cameras are so easy that children can use them.
(このカメラは子どもたちが使えるほど易しい=このカメラはとても易しいので子どもたちはそれを使えます)

以上の書き換えよく出るので覚えておきましょう。

応用 抽象→具体の原則

さて、丸暗記をしてもあまり意味がないので、ちょいと突っ込んだ学習をしておきましょう。

英語は始めに漠然と言って、後ろで具体的に書くという性質があります。

この性質を知っておくと、不定詞の構文関係の理解がしやすくなるのでぜひ知って置いてください。

It is easy to swim fast.

This stone is too heavy to move.

He is tall enough to reach the high space.

上記3つの例はすべて今までにやってきたものです。

これら3つに共通するのはIt / too / enoughという語をまず漠然と言っておき、後ろのto不定詞以下でその内容を詳しく述べているのですよ。

It is easy →(それって簡単だ)→(それって?)→ to swim fast(速く泳ぐこと)

It = to swim fastですよね。Itは代名詞なのでto不定詞も名詞ということになります。

This stone is too heavy →(この石はあまりに重すぎる)→(あまりにって?)→ to move(動かせないほど)

too = to swim fastなんです。tooは副詞なのでto不定詞も副詞(程度)ということになります。

He is tall enough →(彼は十分背が高いよ)→(十分って?)→to reach the high space.(高い空間に手がとどくほど)

enough = to reachです。enoughも副詞なのでto不定詞も副詞(程度)ということになります。

なので、so…that構文に関しても同じ考え方が適用になります。

I am so busy that I haven’t had anything since this morning.

I am so busy →(私はそれほど忙しい)→(それほどって?)→ that I haven’t had anything…(今朝から何も食べてないほど)

so = that S+Vということなんですね。soが副詞なのでこのthat S+Vは副詞節の接続詞ということになります【難しすぎるねw】

はっきりって、上の説明は中学生にはかなり難しいとは思うんだけど、この思考方法が身につくとItが出ると後ろに詳しい何かでるなとか、soが見えたら後ろにthatで詳しい内容が出てくるなって予想することが長文読解の速読に繋がるんですよ。

難しいけど理解する価値は十分にありますよ。

too…to構文とenough to構文~不定詞の重要構文~

今日のレッスンは「too…toV構文」と「enought toV構文」だよ。

too…toV構文とは?

まず、はじめにやるのがtoo…to構文と呼ばれるものです。

形:主語+動詞+too…(for A) toV~.

意味:主語はあまりに…すぎて(Aは)~できない。

※…は形容詞や副詞が入ります。

※for Aは「~できない」のが文の主語以外の人の時につけます。

例文で確認

I am too busy to go out to play.
(私は忙しすぎて遊びにいけない)

He spoke too fast for us to catch him.
(彼はあまりに速く話すので、私たちは彼についていけなかった)

too…to構文の成り立ちを理解しよう

too…to構文という公式(形)をそのまま丸暗記するのではなく、成り立ちをしっかりと理解しておくといいですよ。

まず、tooは「あまりに…過ぎる」という意味の副詞になります。

I am too busy.

これだけで、「私はあまりに忙しすぎる」という意味が成り立ちます。

じゃぁ、忙しすぎるとどうなるの?という疑問の答えが後ろにto以下となって出てきます。

I am too busy → (どれほど忙しいの?)→  to go out to play.

「遊びに行けないほど」という意味になります。

あまりに忙しいって言っているんだから、「遊びにいける」と肯定の意味になるはずがありませんね。この流れを抑えておくと前から理解することが簡単になります。

ちょっとむずかしい言葉では「副詞用法の程度」と呼ばれる分類になりますが、toの前を「原因」to以下を「結果」と捉え因果関係の構文と捉えてもいいと思います。

for A to Vは意味上の主語です

too…toV構文の場合も不定詞の前にfor Aを置くと意味上の主語(不定詞の動作を誰がやるか)を表すことができます。

He spoke too fast 
→(彼はあまりに速く話しすぎた)→(どれほど速かったの?)
→ for us to catch him.(私たちが彼の言いたいことがわからないほど)

enough toV構文とは?

こんどはenough(イナフ)to構文です。

こちらもまずは形と意味を見ておきましょう。

形:主語+動詞+…enough (for A) toV~.

意味:主語は…するほど(Aは)~だ/できる。

※…は形容詞や副詞が入ります。

※for Aは「~だ/できる」のが文の主語以外の人の時につけます。

例文で確認

She was kind enough to show me the way.
(彼女は私たちに道を教えてくれるほど親切だ)

This book is easy enough for children to read.
(この本は子どもたちが読めるほど易しい)

I have enough money to buy the car.
(私はその車が買えるほど十分なお金を持っている)

enough to構文の成り立ちを知ろう

enough「十分な」という単語は形容詞や副詞を修飾する場合は「後ろから」名詞を修飾する場合は「前から」修飾するという厄介な性質があります。

上記の例では1つ目と2つ目はそれぞれ「kind」「easy」という形容詞を修飾しているので後ろから修飾していますね。ところが3つ目の例文は「money」という名詞を修飾しているので前から修飾をしています。前者は形容詞にかかるので「副詞」後者は名詞にかかるので「形容詞」なんです。

仕組みはtoo…to構文と同じで「どれほどなの?」という情報の流れを持っています。

She was kind enough(彼女は十分親切)→(どれほど十分なの?)
→to show me the way.(私に道を示してくれるほどよ)

This book is easy enough.(この本は十分簡単だ)→(どれほど十分簡単なの?)
→for children to read.(子どもたちが読めるほどよ)

どれほど十分なのか?を説明するのが不定詞の役割ですから、当然肯定の流れを組むことになりますね。

トータルという教科書ではenough名詞toVが基本になっていますが、それ以外は形容詞+enough to構文で教えられることがおおいですね。

入試で出てくるときはhave(get)+enough+名詞+toVの形で出るとかなり間違える人が多くなります。なので最後の3つ目のパターンも気をつけてくださいね。

動詞+人+to不定詞の構文~不定詞の重要構文~

今日のレッスンは「動詞+人+to不定詞」の構文だよ。

動詞+人+to不定詞のパターン1(基本レベル)

動詞+人+to不定詞というパターンには次のような表現があります。

必須パターン(学校/公立高校レベル)

  1. tell+人+toV~ :人に~するように言う
  2. ask+人+toV~ :人に~するように頼む
  3. want+人+toV~ :人に~してほしい

上記の3つは学校のテストにも出るし、公立高校レベルでも頻出なので絶対に覚えておこう。

例文で確認

I told you to come here.
(私はあなたにここに来るように言った)

She asked me to help her with the work.
(彼女は私に自分の仕事を手伝ってと頼んだ)

My parents want me to be a doctor.
(両親は私に医者になってほしいと思っている)

*want toVとくっつくと「主語が~したいと思っている」という意味になります。

cf. My parents wanted to be a doctor.(両親は医者になりたいと思っていた)

動詞+人+to不定詞のパターン2(応用レベル)

ここの内容は基本難関私立を受験しないのであれば覚えておかなくてもOKな表現です。ただし、県内トップ私立を狙って行くなら1~3、7は必須、4~6は覚えられたら覚えておきましょう。

応用パターン(私立高校受験レベル)

  1. advise+人+toV~ :人に~するように忠告する
  2. order+人+toV~ :人に~するように命令する
  3. would like+人+toV~ :(できるなら)人に~してほしい
  4. expect+人+toV~ :人に~するのを期待する
  5. allow+人+toV~ :人が~するのを許す
  6. force+人+toV~ :人に~することを強制する
  7. get+人+toV~ :人に~してもらう【依頼】

上記の1、3は上位私立受験でよく出てきます。

2はサンシャイン3の教科書で出てくる表現なので人によっては学習することになるでしょう。

4~7は開成・灘・早慶あたりの受験を考えているならぜひ覚えておきたい表現です。出題頻度としては7が一番良く出てきます。

例文で確認

The doctor advised my father to stop smoking.
(医者は私の父に禁煙するように忠告した)

They orded us to clean the room.
(彼らは私たちに部屋を綺麗にするように命令した)

I would like you to come here.
(私はあなたにできるなら来てほしいと思っている)

I expected him to win the game.
(私は彼が試合に勝つのを期待している)

Her mother allowed her to go out with her boyfriend.
(彼女の母は彼女がボーイフレンドとデートするのを許した)

I forced him to wash my car.
(私は彼に自分の車を洗わせた)

I got her to take picture of me.
(私は彼女に自分の写真を撮ってもらった)

不定詞の否定(not+to不定詞)

動詞+人+to不定詞の構文と合わせてよく出てくるのが「不定詞の否定」というお話です。

不定詞の内容を否定するにはnot+to不定詞という語順で表します。並べ替え問題で頻出なのでしっかりと覚えておきましょう。

例文で確認

I told you not to run in the hospital.
(私はあなたがたに病院で走らないように言った)

よく出る書き換え

動詞+人+to不定詞の構文ではよく出る書き換えパターンがあります。

高校では「話法の転換」という項目でやるのですが、次のパターンを効率よく覚えておいてください。

パターン

  1. A say to B, “命令文” :「~しなさい」とAはBに言う
    A tell B to V~.
  2. A say to B, “Please文/Will you~?文” :「~してください」とAはBに言う
    A ask B to V~.
  3. A say to B, “Don’t文”  :「~するな」とAはBに言う
    A tell B not to V~.

ポイントは”   ”の中身がどんな文が入るかで書き換えが変わってきます。

  1. 命令文の時はそのままtell+人+toVを使います。
  2. Please文やWill you文ではお願いをしているのでask+人+toVを使います。
  3. Don’t文はするなと否定していますからtell+人+not tovを使います。

例文で確認

I said to you, “Open the window.”
I told you to open the window.

I said to her, “Please open the window.”
I asked her to open the window.

I said to them, “Don’t use my pen.”
I told them not to use my pen.

人+to不定詞の「主語と述語の関係」を読み取ろう

動詞+人+to不定詞の構文ということで幾つものパターンをやったけど、実際に大切なことは1つ。

動詞の後ろの「人とto不定詞」の間の関係が「主語と述語」の関係になっていることに気づけるとイイね。

I asked him to buy a toy.(私は彼におもちゃを買ってと頼んだ)

この文だったら、私は頼んだ( I asked)+彼がおもちゃを買う( him to buy a toy → He buys a toy)という関係をつかめることが実はこの構文の核になるところなのでぜひ知っておきたい。

動詞と人の間でワンクッション置いて読めるようになると、長文読解のスピードも上がりますよ。

疑問詞+to不定詞構文~不定詞の重要構文~

今日のレッスンは「疑問詞+to不定詞」構文だよ。

gimonshi-to

疑問詞にto不定詞を組み合わせると「~したらよいか/~すべきか」という意味

普通疑問詞は文の先頭で使うけど、不定詞と組み合わせて動詞の後ろに使うことが出来るんだ。

疑問詞+toV
(疑問詞の意味+~したらよいか/~すべきか)

例文で確認

I don’t know what to do.(私は何をしてよいかわかりません)

Please tell me when to start.(いつ出発したらよいか私に教えてください)

Do you know where to go?(あなたはどこへ行けばよいかわかっていますか)

I know which to choose.(私はどちらを選んでよいか知っています)

I know which bus to take.(私はどちらのバスに乗ればよいか知っています)

I know how to use this machine.
(私はどのようにこの機会を使えばよいか【使い方】を知っています)

上のような感じで疑問詞とto不定詞を組み合わせるだけ。

whatが出る場合は後ろの不定詞の動作も大体決まっていてwhat to do / what to sayぐらいしか出てこないというふうに組み合わせが限られているのでフレースをしっかりと覚えてしまおう。

whichは「どちらを」と訳す場合と「どちらの」と訳す場合で注意をしなければいけない。

あっという的に並べ替え問題で出てくるのが上記の例文の下から2つ目。

I know which bus to take.の例文だ。

which+名詞+toVという語順が作れるかどうかを試してくるのでこの例文は注意しておこう「which」が「どちらの」という意味になる時は必ず名詞を挟み込んでから不定詞の語順を守ろうね。

書き換えパターン2つ

疑問詞+to不定詞の書き換えパターンは2つ覚えておきましょう。

[1]疑問詞+shouldを使った文との書き換え

(1) What should I do?  I don’t know that.(2文を1文にしなさい)

=I don’t know (          )(          )(          ).

(2) I know what I should say to her.
=I know (          )(          )(          ) to her.

(1)答え:
what to do
(1)解説:
thatが受けている文はWhat should I do?なので疑問詞とshouldがある組み合わせから答えを予想する

(2)答え:
what to say
(2)解説:
上の文で疑問詞とshouldの組み合わせがあるところから答えを導き出す。上の文章が間接疑問文という文法項目であるのでそれをやって入試レベルになると普通に出てきます。

[2]know how toV = can Vの書き換え

(1) I don’t know how to play Shogi.
=I (          ) play Shogi.

(1)答え:
can’t
(1)解説:

know how(ノウハウ)って言葉聞いたことあるかな?何かのやり方を示すものなんだけど、「やり方を知っている」=「出来る」って考えるんだね。このパターンも知っておこう。

It-to構文のメカニズム(不定詞の重要構文)

今日のレッスンは「It~toV構文」だよ。

構文というのはある特定の構造を持った文ということで決まった形で使われるものを指す言葉です。

今回は中2でやる「~することは」という表現の別の良いかをマスターしてもらいます。非常によく出てくるのでしっかりマスターしておきましょう。

itto

「~することは…だ」という書き方3パターン

まず、It~to構文を理解する前に、「~することは…」だという英文は3パターンで書けることを知っておいてほしい。

そのうち2パターンは中学校2年生が学習する範囲です。

例文で確認

友達と遊ぶことは楽しい。
To play with friends is fun.
=Playing with friends is fun.

「~することは」というふうに主語の位置に持ってくる場合は不定詞の名詞的用法または動名詞という形で表現出来るのです。

ところが、実際にToVを主語の位置に持ってきて「~することは」というとどこか形式ばったような、硬い感じがするので実際には使われることはありません。

そこで、登場するが3つ目の表現方法で「It~to構文」というものです。

It~to構文

英語は結論を早く伝えたい特徴があるため、長い主語を嫌う傾向があります。

なので、主語の位置に置かれたToV~~~~で書かれたカタマリを文末にもっていき、主語にItを置いて後ろのtoVを受けているよということを伝えて作ります。

例文で確認

To play with friends is fun.
=It is fun to play with friends.

  • Itは「それ」と訳さないで、後ろにtoVがあるよと教えているだけ(形式主語のitと呼ぶ)
  • toV~以下が本当の主語である(これを真主語と呼ぶ)

「~することは…だ」というには、このIt~toという文が非常に良く出てきます。頻度で言うとIt~toV、Ving~、ToVの順番でしょうか。そのくらいよく出るので覚えておいて損は無い構文ですよ。

人が~することは・・・と言いたい

ただ単に「~することは…」だと言いたい場合もあるでしょうし、「私にとっては~することは…だ」と「誰がすること」することなのかを表したい時もありますね。

その時はtoVの前にfor 人を置いてあげます。

例文で確認

It is interesting for me to read books.
(私にとって/私が本を読むことは楽しい)

It is hard for him to get up early.
(彼にとって/彼が早起きをすることは大変だ)

toVの前に「for+人」を置くと「人が~すること」「人にとって~すること」という意味になります。

ちなみにこのfor+人のことを意味上の主語(不定詞の動作を誰がやるか)と言います。もっと細かい話は別の項目でやるよ。

It to構文と助動詞との書き換え関係

ここからは発展的な内容ですが、It~toV構文は助動詞の表現と書き換えをすることがおおいので次のようなものは私立受験をする人は是非覚えておいてください。

例文で確認

[1] ~する必要はない。

You don’t have to go to school on Sundays.
=It isn’t necessary for you to go to school on Sundays.

★necesarry(ネセサリー):必要な(形)
★あなたが日曜日に学校へ行く必要はない=日曜日に学校にいくことはあなたにとって必要ない

[2] ~できない。

He can’t read the book in a day.
=It is impossible[hard] for him to read the book in a day.

★impossible(インポッシブル):不可能な(形)/公立レベルではhard[difficult]でも良い場合がある
★彼は1日で本を読めない=彼にとって1日でその本を読むことは不可能だ[難しい]。

不定詞の形容詞的用法~後ろから名詞を説明:すべき・するための~

今日のレッスンは「不定詞の形容詞的用法」だよ。

futeishikeiyousi

形容詞的用法「~するための?~すべき?」

toVが後ろから名詞を詳しく説明するもので「~するための、~すべき」と訳すことが多いんだけど、実際は「~する名詞」と名詞にかかっていく訳ができていればそれほどこだわる必要はないです。

大体前に出てくる名詞は決まっているのでまずはその形をしっかりと覚えてしまおう

  • work to do(すべき仕事)
  • homework to do(すべき宿題)
  • time to go(行く時間)
  • place to visit(訪れるべき場所)
  • friend to play with(遊び友達)
  • something cold to drink(何か冷たい飲み物)

上記のそれぞれの表現は緑の名詞を不定詞が後ろから修飾しているよ。

文で使われるときはhave+名詞+toVという形で使われる事が多いのも形容詞的用法の特徴です。

例文で確認

I have a lot of homework to do today.
(今日はすべき宿題がたくさんある)

Kyoto has many places to visit.
(京都には訪れるべき場所がたくさんある)

She has a lot of friends to play with.
(彼女はいっしょに遊ぶ友達がたくさんいる)

Please give me something cold to drink.
(何か私に冷たい飲み物をください)

上記の例文で注意して欲しいのが2点

  1. 前置詞で終わるケースがある
  2. somethingは形容詞を後ろに伴ってから不定詞で修飾
前置詞で終わるケースとは?

不定詞の形容詞的用法には説明を受ける名詞と不定詞の関係を逆にすると文が復元出来る。

例えば、

work to doの場合は do work(仕事をする)となるし、

places to visitの場合は visit places(場所を訪れる)となる。

つまり、前後を入れ替えて正しい文にならないといけないわけですよ。

friends to playともし仮に書いたら play friends(友達を遊ぶ)となって大変な事になっちゃう。

友達といっしょに遊ぶと言いたいわけだから play with friendsとしなくちゃいけないですよね。だからfriends to play withと前置詞withが後ろにくっついて完成することになるわけです。

この手の問題でよく出てくる他の例文
  • Do you have anything to write with?(書くべき何か[筆記用具]ありますか)
  • Do you have anything to write on?(何か書くもの[紙]ありますか)
  • He has no house to live in.(彼は住むべき家が無い)

なんていうのはよく出てきます。

something to write with(筆記用具)はwithが道具を意味します。

something to write on(紙)はonがon the paperの意味で何か書くものを意味しています。

house to live inは live in no houseというフレーズからinが必要ですね。

somethingは形容詞が後ろから掛かる

something / anything / nothing / everythingは形容詞を必ず後ろに置きます。

なのでsomething cold(何か冷たいもの)とかsomething interesting(何か面白いもの)という使い方をします。並べ替え問題で頻出なので必ず抑えておきましょう。

発展 形容詞的用法は3つの関係を持つ

この内容は高校受験レベルでは知らなくても何ら問題はないのですが、知っておくとより深い知識が得られます(高校ではやるよ)。

形容詞的用法は直前の名詞との関係が実は3つ有るんです。

【主格関係】・・・名詞と不定詞に主語と述語の関係

He has many friends to help him.(彼は自分を助けてくれる友達がたくさんいる)

★友達が 彼を助ける friends to help himにfriends(S) help(V) himの主語述語が見えますね。

【目的格関係】・・・名詞と不定詞に目的語と述語の関係

Do you have anthing to read in the train?(電車で何か読むものある)

★何かを 電車で読む anything to read…にread(V) anything(O)の関係が見えますね。

【同格関係】・・・名詞と不定詞に「イコール」関係

Are there any easy ways to master English?(英語をマスターする楽な方法ある?)

★やり方 = 英語をマスターする ways = to master Englishの関係が見えます。

特にこの関係をしっかり意識すると「前置詞で終わる」タイプの形容詞的用法の不定詞の問題が解きやすくなるんですよ。実際には目的格関係ばかりが出てきますから。

実践例題

There are some chairs (  ). (座るべき椅子がある)

1. to sit

2. to sit down

3. to sit down on

4. to sitting

上記の問題の場合は4を除いてすべて不定詞なので意味で決定はできません。関係をしっかりと考えないと解けませんね。

当然「椅子に 座る」の関係ですから【目的格】の関係になります。

不定詞の形容詞的用法は名詞と不定詞をひっくり返して成り立つ形を選べばよいのです。

1.  sit some chiars

2.  sit down some chairs

3.  sit down on some chairs

どれがよいか・・・・

正解は3番です。

sitは後ろに「座る場所」が来る場合にはon / inなどがつきます。sit downというのはあくまで下に座りなさいというdownは強調の副詞でしか無いので名詞を取るには前置詞(on/ in)が必要なのです。

不定詞の副詞的用法~目的と感情の原因~

今日のレッスンは「不定詞の副詞的用法」だよ。

futeishi-fukusi

副詞ってなに?

まず、副詞的用法を理解する前に副詞について勉強しておこう。

副詞は動詞、形容詞、副詞、文にかかっていく

  • She went to Osaka yesterday.
      昨日→行った 【動詞にかかる】
  • He is very tall.
      とても→背が高い 【形容詞にかかる】
  • I run very fast.
      とても→早く 【副詞にかかる】
  • Happily, he didn’t die.
      幸運にも→彼は死ななかった 【文にかかる】

緑の部分が副詞で、かかっていく部分が下線部です。

英語は基本「何かにかかる」品詞は形容詞と副詞しかないので、名詞にかかるのが形容詞、それ以外にかかるのが副詞という考え方がシンプルでわかりやすいですね。

不定詞の副詞的用法 動作の目的(動詞にかかる)

さて、副詞は名詞以外にかかります。

一番良く使われるものが「動作の目的(~するために)」という使い方です。

例文で確認

I went to Kyoto to see some temples.
(私はお寺を見るために京都へ行った)

They came to see me.
(彼らは私に会いに来た)

よく使われる動詞で「go / come」が多いので目印に絶対に覚えておきましょう。

不定詞の前の文に対して「なんで?」という疑問の答えが書かれているイメージで捉えるとわかりやすいですよ。

私は京都に行った → なんで? → お寺を見るため

彼らは来た → なんで? → 私に会うため

不定詞の副詞的用法 感情の原因(直前の形容詞にかかる)

次に「感情の原因(~するために)」という使い方を見てみます。

この用法は直前に感情の形容詞が必ずあります。

  • 嬉しい happy / glad
  • 悲しい sad
  • 残念だ sorry
  • 驚く surprised
  • 喜ぶ pleased

例文で確認

I was very happy to see you.
(私はあなたに会えてとてもうれしい)

We were surprised to hear the news.
(私たちはその知らせを聞いて驚いた)

こちらも同じ。前の文に対して「なんで?」の答えと考えていきましょう。

私はとてもうれしい → なんで? → あなたに会えて

私たちは驚いた → なんで? → その知らせを聞いて

よく出る書き換え

surprisedを使った文は次の書き換えをよくするのでぜひ覚えておこう。

I was surprised to hear the news.
=I was surprised at the news.
=The news made me surprised. ←これが一番良く出る!
=When I heard the news, I was surprised.

高校に入るともっと用法は細くなる(泣)

高校では副詞用法の不定詞で使われるものはもう少し多くなります。

上記の「動作の目的」と「感情の原因」以外に「判断の根拠」「結果」「形容詞の意味限定」「独立不定詞」「程度」といった用法が出てきます。これについてはまた別の機会に取り上げます。