不定詞の名詞的用法~すること~

今日のレッスンは「不定詞の名詞的用法」だよ。

もう、不定詞という言葉を聞いただけで吐き気を催す子はたくさんいますけど(笑)本質がわかればそんなに難しい単元ではありません。頑張りましょう♪

toinf-noun

動詞にtoをつけて名詞の位置に置けるのが不定詞の名詞的用法「~すること」

I like soccer.(私はサッカーが好き)
 ↓
I like to play soccer.(私はサッカーをすることが好き)

soccerっていうのが名詞なわけですけど、ここの位置にplay soccer(サッカーをする)というフレーズを入れるんだったらtoをつければ入れられますよっていうお話なんです。

日本語でも「私はサッカーが好き」なら意味はわかるけど「私はサッカーをするが好き」っていったらおかしいよね?やっぱり「私はサッカーをすることが好き」とか、「私はサッカーをするのが好き」って言わないとしっくり来ない。

ちなみに、あえて「私はサッカーをするが好き」を表現してみたらI like play soccer.とか表現するんだろうけど、これは「動詞を2つ連続して使ってはいけない」という英語の大原則に反するからやっぱりダメだ。

だから、「~すること」って言いたければto+動詞の原形っていう形にしようというルールがある。これを不定詞の名詞的用法っていうんだ。名詞が置かれる位置だったらどこにでも持ってくることが出来る。

例文で確認

【主語の位置で】
English is fun.
(英語は楽しい)
To speak English is fun.
(英語を話すことは楽しい)

★主語の位置に持ってきたら「~することは…だ」という意味で使える。

【補語(主語の説明:be動詞の後ろ)】

My dream is a tennis player.
(私の夢はテニス選手だ)
My dream is to be a tennis player.
(私の夢はテニス選手になることだ)

★be動詞の後ろに持ってきたら「主語は~することだ」という意味で使える。

【目的語(主語の動作の相手:~を/に)】

She likes songs.
(彼女は歌が好きです)
She likes to sing songs.
(彼女は歌を歌うことが好きです)

★一般動詞との組み合わせが問題になってここが一番良く出る。

よく出るフレーズ(目的語の位置に来る)

動詞+to不定詞の組み合わせでよく出るのは下の6つ!これはぜひ覚えておきたい。特にwant toは死ぬほど大切なので絶対に覚えよう。

  • want to V(~することを望む/~したい)
  • like to V(~することが好き/~するのが好き)
  • start to V(~することを始める/~し始める)
  • begin to V(~することを始める/~し始める)
  • try to V(~することを試みる/~しようとする)
  • decide to V(~することを決心する)
例文で確認

He wants to be a fire fighter.(彼は消防士になりたがっている)

I like to drink juice.(私はジュースを飲むのが好きだ)

They started(began) to leave home.(彼らは家を出発し始めた)

I tried to open the box.(私はその箱を開けようとした)

I decided to study abroad.(私は留学する決心をした)

まとめ

  1. 名詞的用法の不定詞はto+動詞の原形が名詞を置ける位置(主語/補語/目的語)で使え、「~すること」を意味する
  2. be動詞の前後に来るto+動詞の原形は「名詞的用法」の不定詞で「~すること」
  3. 一般動詞+to+動詞の原形は6フレーズを覚えてしまう。これらも「~すること」

以上3点を意識しておけばOKです。


現在完了の問題でhave been toとhave gone toの違いは何?

今日のレッスンは「have been to~」と「have gone to~」の違いだよ。

been-gone

たった一文字の違いだけど、ここの違いがよくわからない中学生がたくさんいる。もっといえば、高校生や大学受験生でもよくわかってない人がおおいんだ。

ぜひここで違いを押さえていこう

have been to~の2つ

have been to~という表現を使うときは【経験:~したことがある】と【完了:~へいってきたところだ】の2つです。

2つの使い分けはそれぞれのキーワードが必ずつくからそこを見ればいい。

例文で確認

I have been to the U. K. before. 
(経験:私はイギリスへ行ったことがある)

I have just been to the airport to see him off. 
(完了:私は彼を見送りに空港へ行ってきたところだ)

キーワードbeforeがあるから経験で「~へいったことがある」とすればよいし、下の文章はjustや不定詞(~するために:目的)がある文では「行ってきたところだ」という意味で考えればOK.

あと、冷静に考えれば、キーワードが無くても後ろの場所の語句で判断つくよね。

そもそも、下の文章で「私は空港へいったことがある」なんて相手に自慢する奴は中学生にはいないだろ(笑)

日常的にいける範囲の場所だったら大体は「行ってきたところだ」とちょうど帰宅したことを伝える完了の使い方になるし、観光地とhave been toを使うならもちろん「行ったことがある」と経験で訳せばOK。難しく考える必要はないね。

have gone to~

さて、have gone to~は「~へ行ってしまった(結果いまここにいない)」ということを表し、結果を伝えることになる。

have gone to~の場合基本「1人称[I/We]」と「2人称[You]」を使うと変になっちゃうんだ。(電話だったら2人称はあり)

have been-gone

写真の会話見たらおかしいこと分かるよね。

男の人が「I have gone to America.」って行っているけど、私はアメリカへ行ってしまった。[結果いまここにいない]というってことは、そこには「私の存在がないことになる」。そりゃ、女の人は「あんた誰だよ?」ってツッコミよな。幽霊かよって!(笑)

なので、基本「3人称[He, She, It, 人名]」でこの文は使われることが多い。

話者(主語)がこの場にいるならbeen、いないならgoneを使う

基本はキーワード識別ができればそれでいいんだけど、もう少し突っ込んでいくと、beenかgoneか迷ったら「話者(主語)がこの場にいるかどうか」を考えればいい。

  • この場にいる → been 
  • この場にいない → gone

というのがわかりやすいでしょう。

A: Have you ever been to Osaka?(君は大阪へ行ったことがあるの?)
B:Yes, I have been there twice.(2回あるよ)

AさんとBさんの会話で両方共「経験のhave been」を使っているけど、会話しているんだからこの場に「いる」わけだよね。

A: Where have you been?(どこへ行ってたの?[行って帰って来たの?])
B: I have just been to the station.(駅へ行ってきたところです)

AさんとBさんの会話で両方共「完了のhave been」を使っているけど、ふたりともこの場に「いる」よね。

ちなみにhave been in~(継続:ずっと~にいる/経験:~にいたことがある)なんていうのも「いる」で解決できちゃうよ。

A: How long have you been here?(どのくらいここにいるの?)
B: (I’ve been here) for thirty minutes.(30分だよ)

A: Have you ever been in Hokkaido?(北海道にいままでいたことある?)
B: Yes, I have.(うん、あるよ)

どちらの文章も話者はこの場に「いる」ことになるよね。

My mother has gone out now.(カーチャンいま外出中[だからいまいない])

Have she gone home?(彼女はもう帰っちゃったの?[だからいまいない?])

どちらの文も主語がこの場に「いない」ことになっているよね。

まとめ

have beenの表現とhave goneの表現は「いる」か「いない」かが大切だということだね。

しっかりと使い分けが出来るようになっておこう。

現在完了の「完了」「結果」~過去形との違いをしっかりと把握しよう

今日のレッスンは「現在完了の完了と結果」です。

同じ「した」でも過去形と完了形は伝わり方が違うのです!

いきなりですが、「過去」と「完了」って何が違うかわかります?

「した」が過去形で、「してしまった」が完了だ!っていう日本語訳を頼りにしていたのでは一向に現在完了の本質はわかりませんよ。

例えば次の例文を見てください。

I did my homework yesterday.
(私は昨日宿題をやったよ)

I have just done my homework.
(私はちょうど宿題を終えたところだよ[だから今暇よ]

上の文が過去形で、下の文が現在完了になっています。過去形は現在となんらつながりがないので、あくまで「昨日宿題をやった」という事実を伝えています。

ところが、現在完了は必ず過去に起こったことが現在とつながっています。なので下の例文では「ちょうど宿題を終えた(ほんのちょっと前:ここは過去)ので今は暇しているよ。」というニュアンスを伝えるときにぴったりなのです。

過去形を使うときは必ず時の副詞がつきます

過去形なのか現在完了なのかを試す問題というのは高校入試だけではなく、大学受験やTOEICなどもよく出てきます。時制の攻略は「時の副詞」にあります。

  • 時の副詞があるときはその時間に従う
  • 明確な時の副詞が出ていない時は基本現在××形にする

問題で確認 次の(1)~(3)の動詞を適する形にしなさい

(1) I ( have ) a dog when I was a child.

(2) I ( have ) a dog.

(3) I ( have ) a dog next year.

 

【解説】

(1) 文末にwhen I was a child(私が子供の時)と過去の副詞が存在するのでhadが正解

(2) 文末に何もないので現在の状態をあわらすためhaveが正解

(3) 文末にnext year(来年)があるので未来の副詞が存在するのでwill[am going to] haveが正解

 

いいですか?

基本上のような考え方になるんです。

話を戻しますが、「過去形」VS「現在完了」を攻略するキーはこの文末の副詞にあります。

過去形を用いるときは必ず文末に過去の語句が出てきて、現在完了の場合は基本そういった語句は出てこない。

現在完了ではなく、過去形で表現する語

次の語句があったら現在完了ではなく、過去形にしましょう。高校入試では正誤問題でよく出てきます。

  • when
  • ~ago
  • last~
  • just now
例文で確認

I lived in Tokyo when I was a child.(子供の時東京に住んでいたことがある)

I finished the work just now.(私はちょうど今しがた仕事を終えた)

※just nowは特によく出てきます。just単独やnow単独だと現在完了OKですが、just nowは基本現在完了ではなく過去形で「ちょうどいま~しました」という意味になります。

 

完了結果のキーワード

さて、上記の過去形と現在完了の違いがわかったところで完了・結果用法のキーワードを見ておきましょう。完了と結果は別けて考える人といっしょにして考える人がいます。

完了はjust / already / yetというキーワードがある。結果は動詞フレーズとおぼえておくと良いでしょう。

完了のキーワード

  • have just 過去分詞 :ちょうど~したところだ。
  • have already 過去分詞 :すでに~してしまった。
  • haven’t 過去分詞~yet. :まだ~していない(否定文)
  • Have you 過去分詞~yet? :もう~してしまったのですか(疑問文)

※yetは否定文と疑問文の時にalready[just]が変身して文末につきます。

例文で確認

I have just done my homework.(私はちょうど宿題をし終えたところだ)

She has already read the book.(彼女はすでにその本を読んでしまいました)

She hasn’t read the book yet.(彼女はまだその本を読んでいません)

Has she read the book yet?(彼女はもうその本を読んでしまったの)

※alreadyの位置が疑問と否定では文末yetになっていることに注意してください。

結果のキーワード

have gone to~ :~へ行ってしまってた(ので結果ここにいない)

have lost~ :~をなくしてしまった(ので結果いま持っていない)

have broken~ :~を壊してしまった(ので今も壊れたままだ)

have become~ :~になった(ので今も~をやっている)

季節 has come. :季節が来た(ので今は季節だ)

上記のキーワードが主です。just / already / yetが見当たらないなら結果と考えてしまうと良いでしょう。その中でも一番上のhave gone toが一番よく出てきます。

例文で確認

She has gone to America.(彼女はアメリカへ行ってしまった(のでここにいないんだ))

I have lost my key.(私は鍵をなくしてしまった(ので今もってないの))

He has broken his leg.(彼は骨折した(ので今も治療中))

Lucy has become a good nurse.(ルーシーはよい看護師になった(だから今も現役だ))

Spring has come.(春が来た(ので今は春であたたかいよね))

 

いかがでしたか。

現在完了の完了と結果は文字にある通り基本用法なのですが、過去形との違いがよくわからない人が多いのです。日本語やキーワードに頼ることがなく、過去とつながった現在なんだっていうことを意識することが特に大切ですよ。

現在完了の経験~過去から現在までに××回したことがある~

今日のレッスンは「現在完了の経験用法」です。

過去から現在までの間に××回したことがあるという文ですね。下の図では、現在のところ、過去に2回ほどこの映画を見たことがあるよと言っているわけです。

どんな言葉が使われると継続になるの?

過去から現在までの間に「××回~したことがある」という意味を出したい時の現在完了(have+過去分詞)は、次のようなキーワードに着目してください。

キーワード1(文末編)

  • once :1回
  • twice :2回
  • three times :3回(3回以上は数字+times)
  • many times :何回も(回数が多い)
  • several times :何回か(回数が少ない)
  • before :以前

以上のような語句が文末についた時のhave+過去分詞は「経験用法」となります。赤の語句はかなり頻度が高いのでしっかりと覚えておきましょう。

3回以上の場合は「数字」+timesでいくらでも表すことができます。4回だったらfour times、7回だったらseven timesとすればよいのです。

例文で確認

I have seen this movie twice.(私は2回この映画を見たことがある)

She has written to him many times.(彼女は何度も彼に手紙を書いたことがある)

You have visited China before.(あなたは以前中国を訪問したことがある)

 

キーワード2 過去分詞の前に置くもの

  • ever(疑問文で) :今までに
  • never(否定文で) :一度も~ない
  • often / usuallyなどの頻度の副詞
  • once :かつて

赤字は必ず覚えておきましょう。

現在完了の経験の文ではeverを過去分詞の前にもってきて「今までに~したことがありますか」と尋ねることができます。「今までに」という語句が日本語でなくても、一般的に入れていきます。

現在完了の経験の文の否定文はnotの代わりにneverを用いて「一度も~ない」という意味を表します。

onceは文末で使ったら「1回」過去分詞の前なら「かつて」という意味になる場合もあります。

例文で確認

Have you ever seen kangaroos?(今までにカンガルーを見たことがありますか)
Yes, I have.(はい、あります)
No, I haven’t.(いいえ、ありません)/No, I never have.(いいえ、一度もありません)

I have never seen such a beautiful flower.
(私はこんなに美しい花を今までに見たことがありません)

疑問文ではeverを入れています。否定文ではneverをnotの代わりに用いていますね。ちなみに否定文の「こんなに美しい花を見たことがない」という文は並べ替え問題で頻出なのでぜひ覚えておきましょう。

 

キーワード3(その他)

  • have been to~ :~に行ったことがある
  • How often+疑問文~? :何回~したことがありますか
  • How many times+疑問文~? :何回~したことがありますか

上記のフレーズはどれもかなり頻出です。特にhave been toは良く出てきます。「行く」と書いてあるのにgoneは使わないというのがポイントです。

例文で確認

I have been abroad once.(私は1回外国へ行ったことがあります)

Have you ever been to Australia? (今までにオーストラリアへ行ったことがありますか)

How often have you seen him? (何回彼にあったことがありますか)
ーTwice.(2回です)

How many times have you been to America?(何回アメリカへ行ったことがありますか)
ーMany times.(何度もあります)

回数を尋ねる文の場合はeverを用いなくても大丈夫です。答え方は回数のみでOK。

 

have been toは後ろに名詞が来るときはtoが必要ですが、here(ここへ)/ there(そこへ)/ abroad(外国へ)という後の場合副詞になるのでtoは不要です。正誤問題でよく出ます。

現在完了の継続~過去から現在までずっとしている~

今日のレッスンは「現在完了形の継続用法」についてです。

下の図は前回の概要のところでお話したものですが、継続は「過去に始まった出来事が現在までずっと続いている」という意味を出します。

どんな言葉が使われると継続になるの?

過去から現在まで「ずっと~している」という意味を出したい時の現在完了(have+過去分詞)は、次のようなキーワードに着目してください。

キーワード1(文末編)

  • for five days :5日間
    for a week :1週間
    for two years :2年間
    for a long time :長い間
    for the last three years :このところ3年間 (これはちょいとレベル高いよ)
  • since yesterday :昨日から
    since last night :昨夜から
    since I was a child :私が子供の時から
    since 2000 :2000年から
  • all day :一日中
  • this week :今週
  • these days[nowadays] :最近 (これはちょいとレベル高いよ)
  • these three days :ここのところ3日間

 

以上の語句は文末に置かれます。

特にforとsinceの使い分けは中間・期末テストでも出題される重要項目になるので気をつけてください。

  • forは後ろに「年(year)/月(month)/日(day)」といった幅のある語句を取ります。
  • sinceは後ろに「過去の語句」「年号」といった語句を取ります。

下3つのキーワードはついつい「for」をとりがちですが、何もつけなくてOKです。thisの複数形がtheseなのでここ最近の3日間ということで「ここのところ3日間」になります。

例文で確認

I have lived in London for two years.(私は2年間ロンドンに住んでいる)

I have wanted this bike since last year.(私は去年からずっとこの自転車がほしいと思っている)

Ken has belonged to the tennis club since he was nine.(ケンは9歳の時からずっとテニスクラブに所属している)

She has been busy all day.(彼女は一日中忙しい)

My mother has been sick in bed these five days.(母はここ5日間病気で寝ています)

※どの例文も「過去に始まった動作や状態がずーっと今まで続いている」なって意識をもちましょう

キーワード2(その他)

  • How long+疑問文~? どのくらいの間/いつから~ですか
  • have been in~ ずっと~にいる

例文で確認

How long have you used this bike? (どのくらいあなたはこの自転車を使っていますか)
ーFor seven years.(7年です)

How long have you been here?(いつからここにいるのですか)
ーSince this morning.(今朝からです)

訳が「どのくらい」となる時は答えがForから始まります。「いつから」と訳す時は答えがSinceから始まります。答え方はI have…for[since]~とS+Vで答えなくても大丈夫です。

よくやるミス

「私は子供の頃から彼女のことをよく知っています」を英作文や正誤問題でよく間違える例文があります。

I have known her very well (when) I was a child. ×

I have known her very well (since) I was a child. ○

whenは過去形を導く記号なので現在完了といっしょには使えません。whenがあったら過去形にします。ですからwhenを活かしたいなら上の文ではI knew her very well when  I was a child.とするならOKですね。ただし正誤問題ではhave knownは変えてはいけないという下線部の成約がつきますからそのことでsinceに直すということになります。

現在完了の文の作り方

今日のレッスンは「現在完了の文の作り方」です。

genzaikanryo-bun

現在完了の否定文・疑問文・答えの作り方

現在完了は肯定文でhave+過去分詞という形で表現しました。

否定文や疑問文はhaveを中心に考えてください。

例文で確認(否定文)

肯:You have played tennis for a long time.
否:You have not[haven’t] played tennis.
(あなたは長い間テニスをしていません)

★否定文はhaveと過去分詞の間にnotを入れます。

have not は haven’t / has notはhasn’tに置き換えることもできます。

例文で確認(疑問文と答え)

肯:You have played tennis for a long time.
疑:Have you played tennis for a long time?
(あなたは長い間テニスをしていますか)
答:Yes, I have.  /  No, I haven’t.

★疑問文はhaveと主語を入れ替えるだけです。

★答えはhaveで聞かれているのでhaveで答えます。

現在完了形って何?

今日のレッスンは「現在完了形」というお話です。

中学生の間に習う時間は全部で6種類あり、中3の最後に出てくる形です。

中学で習う時制

  • 現在形・・・今の習慣を中心として「昔もこれからも、いつも変わらないこと」を表す
    例)I play tennis after school.(私は放課後テニスをしています)
     昔も、今も、これからも放課後に習慣的にテニスをしていることが伝わりますね。
  • 現在進行形・・・今この瞬間だけを表す
    例)I am playing tennis now.(私は今テニスをしています)
     今この瞬間だけ(一時的に)やっているので次の瞬間には簡単にやめられます。
  • 過去形・・・今からみて少し前の出来事を表す
    例)I played tennis when I was a junior high school.(私は中学生の時にテニスをしていた)
     昔、テニスをやっていたよという時に使う表現です。今はどうかわかりません。
  • 過去進行形・・・過去の瞬間を表す
    例)I was playing tennis then.(私はその時テニスをしていた)
     その時(一時的に)テニスをしていましたという意味です。
  • 未来形・・・今からみて先のことを表す
    例)I will play tennis after school today.(私は今日テニスをするつもりだ)
     今日の放課後がまだ来ていない時で、これからやるとと伝えるときに使います。
  • 現在完了形・・・過去に始まった動作が現在どうなっているかを表す
    例)I have played tennis many times.(私は何度もテニスをしたことがあります)
     過去から現在にかけて何度もテニスをやってきて、今に至るという意味です。

実はこれ以外にも未来進行形、過去完了形、未来完了形、現在完了進行形、過去完了進行形、未来完了進行形などがあって全部で12種類ありますが、これらは中学では基本学習しません。高校生になったら勉強します。

現在(進行)形・過去(進行)形・未来形というのはどれもその時間内での「1点」を示すイメージです。

現在完了形とは?

現在完了形というのは「過去に行った出来事が現在どう影響しているか」を表現するものです。2点間にまたがるので「線」のイメージです。

形は have(has)+過去分詞~ で表します。

意味は[1]継続[2]経験[3]完了・結果という意味を出します。過去形+現在形=現在完了とおぼえておくと良いでしょう。[1]~[3]の使い方はキーワードによります。これは後ほど

例文で確認 ※緑の語句が用法を決めています

★I have lived in Tokyo for ten years.(私は10年間東京に住んでいます)【継続】

genzaikanryo-keizoku

過去に住み始めて、今も住んでいるということで「過去から現在までずっと~している」を表すhave+過去分詞が現在完了の【継続】という使い方です。

★I have seen this movie twice.(私は2回その映画を見たことがあります)【経験】

genzaikanryo-keiken

現在からみて、過去に1回、2回と映画を見たという出来事を経験し、今に至るという意味合いです。

★I have just done my homework.(私はちょうど宿題をやり終えたところだ)【完了】

genzaikanryo-kanryo

過去形との大きな違いを意識することが大切。過去はあくまで今とつながってないけど、現在完了で書いた場合には「過去に終えちゃった(だから今は暇だよ/別のこと出来るよ)」という(  )に込められた見えない意味を読み取ることが大切です。

ただ、日本語で「終えた」は過去で「終えてしまった」だと完了だでは本当の意味をわかったことにはなりません。いいですね。現在完了は「過去に起こった出来事が今何かしらの影響を及ぼしているというのが大切なことですよ。

★He has gone to America.(彼はアメリカへ行ってしまった[ので今いない]【結果】

genzaikanryo-kekka

結果は「過去に起こった出来事のせいで、今どうなっているか」を表すためまさに現在完了のイメージがぴったりです。完了と結果は同じ用法として扱われ、参考書や問題集によっては別の使い方として扱われることがあります(高校だと完了・結果で1つとみなされることが多いです)。

過去に起きたことが現在どうなっているかを表すときに使えるのが、have+過去分詞です。

大切なので、もう一度!


have+過去分詞は「2点間をあわらす線」です。

助動詞を含む受動態(受け身の文)

今日のレッスンは「助動詞」を含む受動態の文です。

aux-judou

助動詞とは?

助動詞というのは、動詞の前に置いて「できる」とか「しなければならない」というような意味を補助する単語です。助動詞の後ろは必ず動詞の原形になります。下のようなものがあるので確認をしておきましょう。

代表的な助動詞の種類

  • can V 「~できる(可能)」
  • may V 「~してもよい(許可)」
  • must V 「しなければならない(義務)」
  • should V 「~すべき(義務)」

例文で確認

He does his homework.(彼は宿題をします)
   ↓  
He must do his homework.(彼は宿題をしなければらない)
※助動詞mustがつくと後ろは必ず動詞の原形(s / es / edのつかない形)になります。

We can see many stars in the sky.(私たちは空に多くの星を見ることができます)

助動詞を含む受動態の文

助動詞を含む受動態の文は「助動詞+be動詞+過去分詞」で表現します。

通常be動詞は主語に応じて変化させますが、助動詞の後ろの場合は常にbeのままになります。

例文で確認

We can see many stars in the sky.
Many stars can be seen in the sky.
(多くの星が空に見られる)

We should do our homework today.
Our homework should be done today.

上の「多くの星は空に見られる」の例文は私立入試ですごいよく出題されます。丸暗記しておいたほうがよい例文です。



群動詞(動詞熟語)の受動態(受け身の文)

今日のレッスンは「群動詞の受動態」です。

gundoushi

群動詞って?

群動詞っていうのは簡単にいえば、動詞1つではなく、2~3語で一つの動詞の働き(群れている)をするものを言います。

  • speak to~ ~に話しかける
  • laugh at~ ~を笑う
  • take care of~ ~の世話をする
  • look after~ ~の世話をする
  • look at~ ~を見る
  • run over~ ~を(乗り物で)轢く(ひく)

例文で確認

A stranger spoke to me.(見知らぬ人が私に話しかけた)

My classmates laughed at me.(クラスメイトは私を笑った)

The mother takes care of her baby.(お母さんは赤ちゃんの世話をしている)

The car ran over the cat.(その車が猫を轢いた)

群動詞を受動態にするときには「前置詞」に注意しましょう

上記のような熟語を受動態にするときにやってしまうのが元の動詞+前置詞の前置詞を書かないか、byを書かないというミスです。

例文で確認

A stranger spoke to me.
I was spoken to by a stranger. ○

(私は見知らぬ人に話しかけられた)
I was spoken by a stranger. ×
I was spoken to a stranger. ×

toまたはbyのどちらかが抜けてしまう人が多いので気をつけましょう。

ちなみにこの問題は私立にしか出ませんし、出るときは態の転換(書き換え)か4択問題か正誤問題になります。

4択問題ならこんな問題で出ます

I was (  ) my classmates.
1. laughed by    2. laughed at    3. laughed at by   4. laughed

【正解】3
laugh at~で一つの群動詞を作るので受動態にするときは be laughed at by~とすること。

群動詞の受動態バージョンはこんな形で覚えてしまおう

  • speak to~ → be spoken to by~(~に話しかけられる)
  • laugh at~ → be laughed at by~(~に笑われる)
  • take care of~ → be taken care of by~(~に世話される)
  • look after~ → be looked after by~(~に世話される)
  • look at~ → be looked at by~(~に見られる)
  • run over~ → be run over by~(~に惹かれる)

特に上3つは頻出なので確認しておきましょう。

この花は英語で何と呼ばれますか[SVOC]という受動態の文(受け身の文)

今日のレッスンは「この花は英語で何と呼ばれますか」という文章の受動態の文を考察しましょう。はっきり行って高校入試の問題ではこの例文しか出ないと言っても過言ではないぐらいポピュラーなものです。

丸暗記しておいたほうがイイぐらいの例文ですよ。

svoc-judoutai

S+V+O+Cを取る動詞

S+V+O+Cという文型は「O=Cにする」というタイプの動詞を使った文です。

  • call OC O=Cと呼ぶ
  • name OC O=Cと名付ける
  • make OC O=Cにする
  • keep OC O=Cのままにする(保存)
  • leave OC O=Cのままにする(放置)

例文で確認

They call this flower(O) lily(C) in English. (英語でこの花をユリと呼びます)【この花=ユリ】

S+V+O+C型の受動態はOを文頭に出して受動態を作ります。

上記の動詞を使った文の受動態はOのみを主語にした文が作れます。「人+物」語順の動詞と違って2文つくれないので気をつけましょう。

例文で確認

They call this flower(O) lily(C) in English.
This flower is called lily in English.

(この花は英語でユリと呼ばれます)

さらに気をつけてほしいのは、Yuriに当たる単語がwhatに変わって文頭へ移動し、疑問文で出題されます。

What do they call this flower in English?
What is this flower called in English?
(この花は英語で何と[どう]呼ばれますか)

What is A called~?(Aは何と呼ばれますか)

ぜひ覚えておきましょう。

この例文は丸暗記してほしいですね。めちゃくちゃ並べ替え問題で出題されます。特に意識して欲しいのが日本語にしたときに「どう」と訳されても決してHow is~からはじめてはいけません。What is~から始まるので注意しましょう。日本語による引掛けをしてきます。

ONE POINT

Howから始める文は「方法」を答えるときに使うものです。Whatから始める文は「もの」を答えるときに使うものですね。この花を英語でどう呼ぶの?という疑問に対して、例えば「ユリ」って名詞を答えるのですからWhatでなければいけません。