今日のレッスンは「不定詞の名詞的用法」だよ。
もう、不定詞という言葉を聞いただけで吐き気を催す子はたくさんいますけど(笑)本質がわかればそんなに難しい単元ではありません。頑張りましょう♪
動詞にtoをつけて名詞の位置に置けるのが不定詞の名詞的用法「~すること」
I like soccer.(私はサッカーが好き)
↓
I like to play soccer.(私はサッカーをすることが好き)
soccerっていうのが名詞なわけですけど、ここの位置にplay soccer(サッカーをする)というフレーズを入れるんだったらtoをつければ入れられますよっていうお話なんです。
日本語でも「私はサッカーが好き」なら意味はわかるけど「私はサッカーをするが好き」っていったらおかしいよね?やっぱり「私はサッカーをすることが好き」とか、「私はサッカーをするのが好き」って言わないとしっくり来ない。
ちなみに、あえて「私はサッカーをするが好き」を表現してみたらI like play soccer.とか表現するんだろうけど、これは「動詞を2つ連続して使ってはいけない」という英語の大原則に反するからやっぱりダメだ。
だから、「~すること」って言いたければto+動詞の原形っていう形にしようというルールがある。これを不定詞の名詞的用法っていうんだ。名詞が置かれる位置だったらどこにでも持ってくることが出来る。
例文で確認
【主語の位置で】
English is fun.
(英語は楽しい)
To speak English is fun.
(英語を話すことは楽しい)
★主語の位置に持ってきたら「~することは…だ」という意味で使える。
【補語(主語の説明:be動詞の後ろ)】
My dream is a tennis player.
(私の夢はテニス選手だ)
My dream is to be a tennis player.
(私の夢はテニス選手になることだ)
★be動詞の後ろに持ってきたら「主語は~することだ」という意味で使える。
【目的語(主語の動作の相手:~を/に)】
She likes songs.
(彼女は歌が好きです)
She likes to sing songs.
(彼女は歌を歌うことが好きです)
★一般動詞との組み合わせが問題になってここが一番良く出る。
よく出るフレーズ(目的語の位置に来る)
動詞+to不定詞の組み合わせでよく出るのは下の6つ!これはぜひ覚えておきたい。特にwant toは死ぬほど大切なので絶対に覚えよう。
- want to V(~することを望む/~したい)
- like to V(~することが好き/~するのが好き)
- start to V(~することを始める/~し始める)
- begin to V(~することを始める/~し始める)
- try to V(~することを試みる/~しようとする)
- decide to V(~することを決心する)
例文で確認
He wants to be a fire fighter.(彼は消防士になりたがっている)
I like to drink juice.(私はジュースを飲むのが好きだ)
They started(began) to leave home.(彼らは家を出発し始めた)
I tried to open the box.(私はその箱を開けようとした)
I decided to study abroad.(私は留学する決心をした)
まとめ
- 名詞的用法の不定詞はto+動詞の原形が名詞を置ける位置(主語/補語/目的語)で使え、「~すること」を意味する
- be動詞の前後に来るto+動詞の原形は「名詞的用法」の不定詞で「~すること」
- 一般動詞+to+動詞の原形は6フレーズを覚えてしまう。これらも「~すること」
以上3点を意識しておけばOKです。